「どうでもいい女の尻を、いつまでも未練たらしく追いかけてろよ」
2004年1月25日『細雪剣舞』
『凶剣凍夜』(瀬川貴次著・コバルト文庫)
最近ホモがやたらと多いコバルト文庫ですが、これはそうではありません。
「暗夜鬼譚」というシリーズの18冊目と19冊目になります。……うわあ、長い。
前作までは同じ集英社のスーパーファンタジー文庫から出ていたのですが、この2冊からコバルトに移動です。といっても別にコバルト路線(=ホモ)に変更になったわけではなく、単にそちらのレーベルがなくなったようなのですが。
そんなこんなで、改めて数えなおすと気が遠くなりそうな冊数ですね。
このシリーズと出会ったのはたしか高校3年のときで、当時すでに10冊ほどあった既刊を、若さと受験勉強イヤさにまかせて一気買い&一気読みした記憶があります。
それから6年余り経ちましたが、当時ほどの情熱と熱狂はないものの、新刊が出たと聞くとつい買って読んでしまう、いってみれば愛着のあるシリーズです。
大まかなストーリーとしては、平安時代の中期、帝に仕える公達である主人公・夏樹が、親友の陰陽師・一条や馬頭鬼のあおえと共に都に起こる怪奇現象に立ち向かっていく話です。
もともと時代物が好きで、当時すでに「主人公+親友」という男二人の友情ものに弱いという自覚はあったのですが、今になってみるとその「萌え」がより具体的に見えてきて、苦笑するほかありませんね。
個人的になにより重要なのは、かれらの年齢です。
シリーズ一巻当時、夏樹くんは15歳、一条さんは一つ上の16歳(平安物なので数えでかもしれませんが)。
当時はすでに成人扱いとはいえ、現代ではまだまだお子様。もちろん働いている人もいないわけではありませんが、それでも周囲からは、大目に見てもらうこともあれば半人前扱いされることもあるのが現状でしょう。
そういう年齢の子たちが、大人たちに混じって一人前の顔をして仕事をしているのかと思うと、それだけでわたしは萌えます。俗にいう「ご飯三杯」というやつです。
いえ、実際には当時も周囲からは半人前に見られていたのかもしれませんが、少なくとも本人たちは自分のことを「大人」だと思っているわけです。現代の高卒〜二十歳以上の新入社員と同じような感覚なのかもしれませんが、最初にいったように重要なのは年齢です。
わたしは15〜16歳くらいが一番好きなのです。これはすでに病気です。
ただ、自分が病に罹っていること自体は数年前から自覚していたのですが、まさか自分がかれらと1つ2つしか離れていない歳のころからそのケがあったとは思いもよらず、今さらながら納得するというか、呆れるというか……
さすがにそれ以下の年齢のときには、その手の嗜好はなかったと思いますが、つくづく病の深さを思い知らされる出来事です。
『凶剣凍夜』(瀬川貴次著・コバルト文庫)
最近ホモがやたらと多いコバルト文庫ですが、これはそうではありません。
「暗夜鬼譚」というシリーズの18冊目と19冊目になります。……うわあ、長い。
前作までは同じ集英社のスーパーファンタジー文庫から出ていたのですが、この2冊からコバルトに移動です。といっても別にコバルト路線(=ホモ)に変更になったわけではなく、単にそちらのレーベルがなくなったようなのですが。
そんなこんなで、改めて数えなおすと気が遠くなりそうな冊数ですね。
このシリーズと出会ったのはたしか高校3年のときで、当時すでに10冊ほどあった既刊を、若さと受験勉強イヤさにまかせて一気買い&一気読みした記憶があります。
それから6年余り経ちましたが、当時ほどの情熱と熱狂はないものの、新刊が出たと聞くとつい買って読んでしまう、いってみれば愛着のあるシリーズです。
大まかなストーリーとしては、平安時代の中期、帝に仕える公達である主人公・夏樹が、親友の陰陽師・一条や馬頭鬼のあおえと共に都に起こる怪奇現象に立ち向かっていく話です。
もともと時代物が好きで、当時すでに「主人公+親友」という男二人の友情ものに弱いという自覚はあったのですが、今になってみるとその「萌え」がより具体的に見えてきて、苦笑するほかありませんね。
個人的になにより重要なのは、かれらの年齢です。
シリーズ一巻当時、夏樹くんは15歳、一条さんは一つ上の16歳(平安物なので数えでかもしれませんが)。
当時はすでに成人扱いとはいえ、現代ではまだまだお子様。もちろん働いている人もいないわけではありませんが、それでも周囲からは、大目に見てもらうこともあれば半人前扱いされることもあるのが現状でしょう。
そういう年齢の子たちが、大人たちに混じって一人前の顔をして仕事をしているのかと思うと、それだけでわたしは萌えます。俗にいう「ご飯三杯」というやつです。
いえ、実際には当時も周囲からは半人前に見られていたのかもしれませんが、少なくとも本人たちは自分のことを「大人」だと思っているわけです。現代の高卒〜二十歳以上の新入社員と同じような感覚なのかもしれませんが、最初にいったように重要なのは年齢です。
わたしは15〜16歳くらいが一番好きなのです。これはすでに病気です。
ただ、自分が病に罹っていること自体は数年前から自覚していたのですが、まさか自分がかれらと1つ2つしか離れていない歳のころからそのケがあったとは思いもよらず、今さらながら納得するというか、呆れるというか……
さすがにそれ以下の年齢のときには、その手の嗜好はなかったと思いますが、つくづく病の深さを思い知らされる出来事です。
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