「恋って、魔法」
2003年7月1日『ロマンスは熱いうちに』(榊花月著・キャラ文庫)
すごいものを読んでしまいました。
最初は「中退? ミステリー? エッチ兼料理係? 前にもあったよーな」とか思っていたのですが、もはやそういう次元の問題ではありませんでした……
受のモノローグにタイトルのアレがでてきた時点でぶっ飛びましたよ、わたしは。
すごい。なんて破壊力のあるセリフでしょう。一瞬気が遠くなりかけました。
いやわたしも、これがべつの作家さんの本だったら、なにもここまで驚かなかったと思うのです。けれどサカキ氏がこんなことを書くとは……
なにか悪いものでも口にされたのではないかと人知れず心配していたのですが、なんてことはない。あとがきにその理由が書いてありました。
曰く、
「徳間での文庫も3冊目ということで、わたしも今までやったことのないいろいろにチャレンジしてみました」
あとがきの文体自体、すでにチャレンジだったんですね。
しかし「いろいろ」というからにはほかにもチャレンジがあるわけで、わたしはサカキ氏の果敢なチャレンジを無駄にはすまいと、自分なりに分析してみました。
結果。
チャレンジ1……「恋って、魔法」宣言
チャレンジ2……改行が多い
チャレンジ3……あとがきがふつう
番外としては、濡れ場で受がほぼ毎回焦らされていた(根元を握る、など)のが気になります。これも一種のチャレンジ、いわば裏チャレンジでしょうか。
これはもしかすると、「センシティブ・ラブ」路線から脱却を図るべくサカキ氏が編みだした、本1冊まるごと使ったギャグだったのかもしれません。うーん、奥が深い……
それはそうと、71頁の伏線が解けていないと思うのです。
すごいものを読んでしまいました。
最初は「中退? ミステリー? エッチ兼料理係? 前にもあったよーな」とか思っていたのですが、もはやそういう次元の問題ではありませんでした……
受のモノローグにタイトルのアレがでてきた時点でぶっ飛びましたよ、わたしは。
すごい。なんて破壊力のあるセリフでしょう。一瞬気が遠くなりかけました。
いやわたしも、これがべつの作家さんの本だったら、なにもここまで驚かなかったと思うのです。けれどサカキ氏がこんなことを書くとは……
なにか悪いものでも口にされたのではないかと人知れず心配していたのですが、なんてことはない。あとがきにその理由が書いてありました。
曰く、
「徳間での文庫も3冊目ということで、わたしも今までやったことのないいろいろにチャレンジしてみました」
あとがきの文体自体、すでにチャレンジだったんですね。
しかし「いろいろ」というからにはほかにもチャレンジがあるわけで、わたしはサカキ氏の果敢なチャレンジを無駄にはすまいと、自分なりに分析してみました。
結果。
チャレンジ1……「恋って、魔法」宣言
チャレンジ2……改行が多い
チャレンジ3……あとがきがふつう
番外としては、濡れ場で受がほぼ毎回焦らされていた(根元を握る、など)のが気になります。これも一種のチャレンジ、いわば裏チャレンジでしょうか。
これはもしかすると、「センシティブ・ラブ」路線から脱却を図るべくサカキ氏が編みだした、本1冊まるごと使ったギャグだったのかもしれません。うーん、奥が深い……
それはそうと、71頁の伏線が解けていないと思うのです。
コメント